@linuxfoundationのツイートでFreetuxTVを使ってLinux上でオンラインTVを見る記事が紹介されていたので、Ubuntu 12.04でさっそく試してみた。
1. インストール方法
上記の記事ではFreetuxTVのソースコードをビルドする手順が記載されている。 FreetuxTVのプロジェクトページを見てみるとUbuntuのPPAリポジトリにdebパッ ケージがあるようなので、それを利用する。
$ sudo add-apt-repository ppa:freetuxtv/freetuxtv $ sudo apt-get update && sudo apt-get install freetuxtv
2. 起動
freetuxtvコマンドで起動。しばらくの間、チャンネルリストのデータベース の更新処理が走る。
$ freetuxtv
Japanese Web TV and RadioとWebCamのチャンネルを追加する。
Iwaki Japanのウェブカメラ。いわき駅の映像が映っている。NTT東日本のページでも視聴できる(要silverlight)。
Station ISSのウェブカメラ。国際宇宙ステーション! 時間帯の問題か、地球が見えていない。Ustreamでも視聴できる(要flash player)。
蛇足だが、ssh -Xで接続してfreetuxtvを実行した場合、VLCが対応できずに上 手く動画が再生されなかった。vncで接続した場合は再生できる。
[0xabe00cd8] xcb_x11 vout display error: shared memory server-side error: X11 error 10 [0xabe00cd8] xcb_x11 vout display error: same error on retry: X11 error 10 [0xabe00cd8] xcb_x11 vout display: using buggy X11 server - SSH proxying?
3. 感想
FreetuxTV Web TV Managerというデータベースサイトを利用しているところが面白い。データベースサイトに報告することでチャンネルの精度は上げることができる。silverlightやflash playerを搭載したブラウザがなくても見れるところが良い。rtspやらrtmpやら、聞き慣れない色々なプロトコルに対応しているようだ。
ただし、時間帯の問題か、接続元の問題か、繋がらないチャンネルが多いのが 残念。Japaneseのチャンネルが少ない。ライセンスがGPLv3なのが気になるところ。