JenkinsのVncViewer Pluginを使ってみる

JenkinsのVncViewerr Pluginを使ってみます。

Ubuntu 14.04で動作させています(Debian 8でも動きます)。


1 VncViewer Pluginとは

テスト実行時の画面を視聴するプラグインです。

Xvnc Pluginをインストールしておくと必要があります。

Xvnc Pluginのインストール方法はこちらを参照して下さい。

2 VncViewer Pluginのインストール

プラグインの管理画面からインストールします。

Jenkinsの管理 -> プラグインの管理 -> 利用可能

https://dl-web.dropbox.com/s/pvd59q46v3z38hw/0001_VncViewer-Install.png

3 ジョブの設定

「Run Xvnc during build」にチェックを入れた状態で「Enable VNC viewer」にチェックを入れます。

https://dl-web.dropbox.com/s/b3kawev54b4qr8w/0002_Job-Setting.png

「VNC Server」の欄にはホスト名とディスプレイ番号を指定します。

Xvnc Pluginはディスプレイ番号を$DISPLAYに設定するのでそれを用います。

VncRecorder Pluginと異なり、ディスプレイ番号からVNCのポート番号に変換して使用するため、リモート接続したSlaveの画面も視聴できます。

4 ジョブの実行

コンソール出力で以下のようなボタンが出力されます。

https://dl-web.dropbox.com/s/52j5r1atiqy5jul/0003_VncViewer-start.png

novncが起動し、テキストボックスにvncserverのパスワードを入力するとVncViewerの画面が表示されます。

ジョブが実行されている間はマウスとキーボード操作が可能です。https://dl-web.dropbox.com/s/rbgf4vtampx7mjy/0004_VncViewer.png