JenkinsのRedmine Pluginを使ってみる

JenkinsのRedmineの使い方をまとめました。

Debian 8で実行しています。

Redmineのバージョンは2.5.2です。


1 Redmine Pluginとは

コミットに記載されたRedmineチケットへのリンクをJenkinsジョブの変更履歴に追加するプラグインです。コミットログに"refs #[チケット番号]"が記載されている必要があります。

Redmineはコミットログに"refs #[チケット番号]"を追加することでチケットにコミットが関連付けられる機能を持っており、その機能の延長として使用することができます。

2 Redmine Pluginのインストール

Jenkinsのプラグイン制御画面からインストールします。

Jenkinsの管理 -> プラグインの管理 -> 利用可能

0001_Redmine-install.png

3 Redmineの設定

こちらのRedmineの設定を参照し、APIアクセスキーを用意してください。

4 システムの設定

システムの設定画面のRedmineにて、Redmineサイトを登録します。

Jenkinsの管理 -> システムの設定 -> Redmine

0002_System-setting.png

Name Jenkinsで管理する識別子
Base url RedmineのURL
Version number 詳細不明(Redmineのバージョン?)

5 ジョブの設定

ジョブの設定画面の「Assig Redmine project」にて、JenkinsジョブとRedmineプロジェクトを関連付けます。

0003_Job-assign-redmine.png

Redmine website Jenkinsで管理する識別子
Redmine project name Redmineが管理するプロジェクトの識別子

6 ジョブの実行

Changesにコミットログが表示され、refs #65にリンクが生成されています。

0004_Job-Run.png

7 チケットの確認

チケット番号65のチケットに飛ぶことができました。

0005_Ticket.png