Android Studioでタブ幅を設定する

デフォルトでProjectとDefaultというschemeが存在します。

schemeはデフォルト、C/C++、Groovy、HTML、Java、JSON、Properties、XML向けのタブ幅設定を持ちます。

ただしDefaultは編集することができません。

Defaultベースの新規schemeを作成してタブ幅を変えると良いでしょう。

Project schemeはプロジェクト毎に設定されるschemeです。設定された内容は.idea/codeStyleSettings.xmlに保存され、リポジトリ経由で共有することができます。

Code Styleでデフォルトのタブ幅を設定します。C/C++でC/C++コード用のタブ幅を設定します。Groovy、HTML、Java、JSON、Properties、XMLも同様です。

C/C++、Groovy、HTML、Java、JSON、Properties、XML以外のファイルはデフォルトのタブ幅が適用されます。

 

Use tab character	TAB文字を使う
Tab size	TAB文字の幅
Indent	インデント幅
Continuation indent	ステートメントが複数行の場合の２行目のインデント

 

新規のタブ幅を持つschemeを作成する為にManageを押します。

現在はDefaultがschemeとして選択されており、Save Asで新規のschemeとして保存します。

TabWidth2という名前にしました。

保存されました。

TabWidth2をschemeとして選択した状態にします。

デフォルトのタブ幅となるCode Styleのタブ幅を変更します。

変更はApplyで反映されます。

C/C++コードのタブ幅となるC/C++のタブ幅を変更します。

変更はApplyで反映されます。

Groovy等も同様に設定します。

TabWidth2をschemeとして選択した状態で新規プロジェクトを作成した場合、新規プロジェクトに含まれるファイルのタブ幅はTabWidth2のタブ幅で設定されます。

TabWidth2をschemeとして選択した状態で既存プロジェクトを開いた場合、タブ幅は以前の状態のままです。

そこでTABキーを押してインデントを修正しようとするとウィンドウ上部にインデントを修正するかどうかの確認が表示されます。

OKを選択するとタブ幅はそのままとなり、Indent with 2 spacesを押すとTabWidth2のタブ幅となります。

ただしTabWidth2のタブ幅となっても自動でインデントは修正はされないので、TABキーを押すなどして修正する必要があります。

OKを押したがTabWidth2に設定し直したい場合は、一度Android Studioを終了してから再度プロジェクトを開くことで、TABキー押下の確認が再度表示されます。