個人メモに向いた軽量wikiのdidiwikiのインストール方法について記載します。複数のユーザで使う用途には向かないかもしれません。
Table of Contents
1 didiwikiのインストール
aptでインストールします。
$ sudo apt install -y didiwiki
2 didiwikiの起動
/etc/init.d/didiwikiから起動する方法とdidiwikiコマンドから起動する方法があります。
2.1 /etc/init.d/didiwikiから起動する
systemctlを利用して/etc/init.d/didiwikiを有効にします。
$ sudo systemctl enable didiwiki $ sudo systemctl start didiwiki
/etc/default/didiwikiの設定が使われます。
- デフォルトだとlistenするアドレスは127.0.0.1でローカルマシンからのアクセスのみ受け付けます。
- デフォルトだとWikiのデータは/var/lib/didiwikiに保存されます。
- ポートは8000で変更できません。
2.2 didiwikiコマンドから起動する
didiwikiコマンドから起動できます。
$ didiwkil [-l <addr>] [-p <port>] [-h <dir>]
- -lオプションでlistenするアドレスを指定します。-lオプションを指定しない場合はすべてのネットワークからlistenします。
- -hオプションでWikiデータの保存先を指定します。-hオプションを指定しない場合は${HOME}/.didiwiki/が使われます。
- -pオプションでポートを指定します。-pオプションを指定しない場合は8000が使われます。
3 Wikiページの書式
Wikiページは以下の書式を利用できます。
==<string> | Title |
/!<string> / | Italic |
[<url> <string>] | URL link |
* <string> | Bullet |
以下のURLにアクセスします。
http://<server>:8000
メニューの"New"から以下のsampleという名前のページを作成します。
$ cat .didiwiki/sample == Sample This is a /!didiwiki / sample page. The /!didiwiki / has a following feature. * lightweight * text-base
ブラウザでは以下の表示となります。