macOS: インストールメディアを作成する

macOS復旧用のインストールメディアをUSBに作成する手順を記載します。Ubuntu等をインストールしたMacBookにmacOSを入れる場合にも使えます。

1 macOS Sierraのダウンロード

Mac App StoreからmacOS Sierraをダウンロードします。ダウンロードするだけで、アップグレードは一時保留してください。アップグレードしてしまうとdmgファイルが削除されてしまいます。

0001_Skip-update.png

ダウンロードが完了すると/Applications/Install\ macOS\ Sierra.appにマウントされます。

2 USBストレージのフォーマット

インストールメディアは容量が4.83GBほど必要です。8GByteのUSBストレージを用意しておくと良いでしょう。

Disk Utilityを起動します。

Finder -> Applications -> Utilities -> Disk Utility

左側のExternalにあるUSBストレージの作成されたパーティションを選択し、Eraseを選択し、Eraseを実行します。この記事では名前をmyusbにしました。

0002_Disk-Utilties.png

フォーマットが完了すると/Volume/[Name]にマウントされます。

3 インストールメディアの作成

createinstallmediaでインストールメディアを作成します。

$ sudo /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia \
--volume /Volumes/myusb \
--applicationpath "/Applications/Install macOS Sierra.app"
Ready to start.
To continue we need to erase the disk at /Volumes/myusb.
If you wish to continue type (Y) then press return: Y

作成されると"Install macOS Sierra"のボリュームがマウントされます。

0003_Install-macOS-Sierra.png

4 USBの起動

USBを刺した状態でOptionキーを押しながらMacBookを起動します。これはUbuntu等をインストールしたMacBookの場合も同様です。

認識されているデバイスが表示されているので、"Install macOS Sierra"を選択します。これ以降はインストールや復旧作業となります。

0004_USB-boot.png