AlpineLinux 3.6: extlinuxとLinuxをシリアルコンソールで操作する

extlinuxとLinuxをシリアルコンソールで操作する手順を記載します。

1 シリアルコンソールを有効にする

extlinuxでシリアルコンソールを有効にし、メニューを表示させます。カーネルパラメータにconsole=ttyS0,115200とconsole=tty1,38400を追加します。

# . /etc/update-extlinux.conf
# O="${default_kernel_opts} console=ttyS0,115200 console=tty1,38400"
# sed -e 's/^serial_port=/serial_port=0/g' \
      -e "s/^hidden=1/hidden=0/g" \
      -e "s;^default_kernel_opts=.*;default_kernel_opts=\"${O}\";g" \
      -i /etc/update-extlinux.conf
# update-extlinux

シリアルコンソールにログインプロンプトを表示させます。

# sed -e 's;^#ttyS0;ttyS0;g' -i /etc/inittab

シリアルコンソールでログイン可能にします。

# echo ttyS0 >> /etc/securetty

再起動します。

# reboot

2 実行結果

ディスプレイの出力は以下の通りです。

0001_Display.png

シリアルコンソールの出力は以下の通りです。

0002_SerialConsole.png