FTPクライアントのcurlftpfsをインストールする手順を記載します。
Table of Contents
1 curlftpfsのインストール
curlftpfsパッケージをインストールします。
$ sudo pacman -Sy --noconfirm curlftpfs
2 curlftpfsでマウント
curlftpfsコマンドでmntディレクトリへマウントします。
$ FTP_SERVER=ftp-server.hiroom2.com $ FTP_USERNAME=foobar $ FTP_PASSWORD=foobar $ mkdir mnt $ curlftpfs -o user=${FTP_USERNAME} "${FTP_SERVER}" mnt Enter host password for user '${FTP_USERNME}':
user=<username>:<password>でパスワードを指定することもできます。
$ curlftpfs -o user=${FTP_USERNAME}:${FTP_PASSWORD} "${FTP_SERVER}" mnt
user=<username>:で~/.netrcに記載されたパスワードが使用されます。
$ cat <<EOF > ~/.netrc machine ${FTP_SERVER} login ${FTP_USERNAME} password ${FTP_PASSWORD} EOF $ chmod 600 ~/.netrc $ curlftpfs -o user=${FTP_USERNAME}: "${FTP_SERVER}" mnt
ユーザを指定しない場合は匿名ユーザとしてマウントします。
$ curlftpfs "${FTP_SERVER}" mnt
allow_otherを指定すると他ユーザからのアクセスを許可します。allow_rootを指定するとrootユーザからのアクセスを許可します。allow_otherとallow_rootを指定しない場合はマウントしたユーザのみがアクセスできます。
$ curlftpfs -o user=${FTP_USERNAME},allow_other "${FTP_SERVER}" mnt
3 起動時にマウント
他のファイルシステムと同様に/etc/fstabに追記します。ネットワーク初期化前にマウントするのを防ぐために、_netdevをオプションを指定する必要があります。x-systemd.automountにマウントさせるために、x-systemd.automountをオプションに指定する必要があります。
$ OPT=_netdev,x-systemd.automount,allow_other $ echo "curlftpfs#${FTP_USERNAME}:${FTP_PASSWORD}@${FTP_SERVER} /mnt fuse ${OPT} 0 0" | \ sudo tee -a /etc/fstab
パスワードを記載しないようにするには/root/.netrcを作成します。
$ cat <<EOF | sudo tee /root/.netrc machine ${FTP_SERVER} login ${FTP_USERNAME} password ${FTP_PASSWORD} EOF $ sudo chmod 600 /root/.netrc $ echo "curlftpfs#${FTP_USERNAME}:@${FTP_SERVER} /mnt fuse ${OPT} 0 0" | \ sudo tee -a /etc/fstab