OpenSUSE Leap 15: 仮想化のKVMをインストールする

KVMをインストールする手順を記載します。

1 KVMのインストール

KVM用のパッケージをインストールします。

> sudo zypper -n in patterns-openSUSE-kvm_server \
       patterns-server-kvm_tools guestfs-tools
> sudo systemctl enable libvirtd
> sudo systemctl restart libvirtd

libvirtグループに所属しているとsudoなしでvirt-managerを実行できます。

> sudo gpasswd -a "${USER}" libvirt

2 VNC用ポートの開放

他のマシンから仮想マシンのディスプレイにアクセスできるようにするために、vnc-server.xmlを利用してVNC用のポートを開放します。

> sudo firewall-cmd --add-service=vnc-server --permanent
> sudo firewall-cmd --reload

3 kvm_intel nestedの有効化

kvm_intel nestedを有効化することで、仮想マシン上でKVMを利用した仮想マシンを作成することができるようになります。

> echo "options kvm_intel nested=1" | \
  sudo tee -a /etc/modprobe.d/kvm.conf
> sudo reboot

4 virt-managerの起動

virt-managerを使うことでGUI経由で仮想マシンを管理できます。 CUI経由で仮想マシンを管理するにはvirshとvirt-installをお使いください。

> virt-manager

0001_virt-manager.png