AlpineLinux 3.8: /etc/profile.dと~/.profileの設定

AlpineLinuxの/etc/profile.dと~/.profileについて記載します。

1 /etc/profile.d

/etc/profileは/etc/profile.d配下にある*.shをスクリプトとして読み込みます。他のディストリビューションと同様、ユーザ全体で共有したい処理は /etc/profile.d配下のスクリプトに記載します。

1.1 /etc/profile.d/color_promptの修正

このファイルは拡張子が.shでないため、/etc/profileから読み込まれません。alpine-baselayout-3.1.0-r0の問題です。

$ sudo mv /etc/profile.d/color_prompt /etc/profile.d/color_prompt.sh

上記の修正前のプロンプトは以下の通りです。

0001_color_prompt-before-fix.png

上記の修正後のプロンプトは以下の通りです。

0002_color_prompt-after-fix.png

2 ~/.profile

他のディストリビューションと同様、ユーザ固有の処理は~/.profileに記載します。 /etc/skelに~/.profileの雛形はないので自前で作成する必要があります。

$ cat <<EOF > ~/.profile
if [ -d ~/bin ]; then
  export PATH=~/bin:\$PATH
fi
EOF